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WRC Croatia Rally 2021 Day 2

クロアチア・ラリーの2日日は、サービスパークの南西エリアで4本のターマック(舗装路)ステージを各2回走行。8本のステージの合計距離は121.92kmと、今大会最長の1日でした。前日に続きステージの上空には青空が広がり、ステージコンディションは1日を通してドライとなりました。

初日首位のティエリー・ヌービルは、午前中のループでタイヤの選択を誤り3位に後退。

ヌービルに代わり、この日を首位で終えたのはオジェ。オープニングのSS9でベストタイムを記録。順位をひとつ上げて首位に立ちました。午後は右フロントタイヤにダメージを負いやや遅れをとりましたが、2位エバンスに6.9秒差をつけました。

Ogier:「今日は、良いリズムで走り続けることができて、とても好調でした。午前中は正しいタイヤを選んだと思いますし、クルマのフィーリングも最高でした。その結果トップに立ちましたが、差はそれほど大きくありませんでした。午後最初のステージではタイヤの空気が抜け10秒程度失いましたが、それでも素晴らしいリズムで走れたのはポジティブなことですし、首位を守ることもできました。とはいえリードは十分ではないので明日も攻め続けなければなりません。ステージはまだ80km近く残っていますし、上位3台が10秒以内にいるので、明日もエキサイティングな戦いになるでしょう。 」

ヤリスWRCで出場の勝田貴元は、SS10で今大会初のSSベストタイムをマーク。さらにSS14で2回目のベストタイムを記録し、前日の総合9位から総合7位に順位を上げています。

End of day two (Saturday): 
1 Sébastien Ogier/Julien Ingrassia (Toyota Yaris WRC) 2h06m35.8s
2 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota Yaris WRC) +6.9s
3 Thierry Neuville/Martijn Wydaeghe (Hyundai i20 Coupe WRC) +10.4s
4 Ott Tänak/Martin Järveoja (Hyundai i20 Coupe WRC) +37.8s
5 Adrien Fourmaux/Renaud Jamoul (Ford Fiesta WRC) +1m29.5s
6 Gus Greensmith/Chris Patterson (Ford Fiesta WRC) +2m23.8s
7 Takamoto Katsuta/Dan Barritt (Toyota Yaris WRC) +2m46.5s
8 Craig Breen/Paul Nagle (Hyundai i20 Coupe WRC) +3m51.8s
9 Mads Østberg/Torstein Eriksen (Citroën C3 Rally2) +7m06.0s
10 Teemu Suninen/Mikko Markkula (Ford Fiesta Rally2) +8m09.6s

ラリー最終日となる4月25日(日)のデイ3は、サービスパークの北側で日中のサービスを挟むことなく2本のステージを各2回走行。SS17とその再走ステージであるSS19は、今大会最長となる全長25.20kmのロングステージです。また。最終ステージのSS20は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。4本のSSの合計距離は78.58kmと、最終日としてはかなり長い距離を走行。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は325.13kmとなります。