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WRC RALLY SWEDEN 2023 DAY2

ラリー・スウェーデンのDAY2は、ウーメオーの北側と東側で7本のステージを走行。その合計距離は126.22kmと4日間で最長の一日でした。ステージ周辺は前日に続き好天に恵まれ、気温は早朝マイナス9度前後とかなり冷え込みました。

DAY1でラリーリーダーになったブリーン。ラリーで最も長い一日となった土曜日も、冬のワンダーランドで冒険を続け、オープニングステージのノルビー(SS9、12.54km)とフローダ(SS10、28.25km)でリードを広げ、タナクに3秒の差をつけてランチタイムサービスに向かいました。

しかし、午後のステージ13はヒュンダイモータースポーツにとって不運なものとなりました。ブリーンはハイブリッドに問題を抱え、また左フロントタイヤの剥離にも見舞われていました。暗闇の中で行われたセイバーのステージでは、これ以上ないほどの大差がついてしましました。ヘッドライトの光がトリッキーな冬の道を照らすなか、ブリーンは猛追するタナクにリードを譲ることになってしまいました。

一方でタナクもSS14でタイヤ表面の剥離に見舞われ、SS15ではほぼスリックとなったタイヤでの走行を余儀なくされましたが、ブリーンに8.6秒差の首位でこの日を締めくくりました。

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競技最終日となる2月12日(日)は、ウーメオーの北側エリアで、全長26.48kmの新ステージ「バスタービック」をSS16、SS17として2本連続で走行。その後、最終ステージとして、デイ2の最後にSS15として走行した「ウーメオー」を再走します。この最終ステージのSS18は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。3本のステージの合計距離は63.04km、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は223.98kmとなります。 

1 Ott Tänak/Martin Järveoja (Ford Puma Rally1 HYBRID) 1h54m45.4s
2 Craig Breen/James Fulton (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +8.6s
3 Thierry Neuville/Martijn Wydaeghe (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +23.7s
4 Kalle Rovanperä/Jonne Halttunen (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +27.5s
5 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +57.7s
6 Pierre-Louis Loubet/Nicolas Gilsoul (Ford Puma Rally1 HYBRID) +2m28.1s
7 Oliver Solberg/Elliott Edmondson (Škoda Fabia RS Rally2) +5m55.0s
8 Ole Christian Veiby/Torstein Eriksen (Volkswagen Polo GTI R5) +6m46.6s
9 Sami Pajari/Enni Mälkönen (Škoda Fabia RS Rally2) +7m08.9s
10 Nikolay Gryazin/Konstantin Aleksandrov (Škoda Fabia RS Rally2) +7m20.0s