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WRC Rally de España 2022 Day2

ラリー・スペインのデイ2は、サービスパークの北~北東エリアで3本のステージを各2回走り、一日の最後にサロウの海岸近くでショートステージを1本走行する、全7ステージ合計118.75kmが予定されていました。デイ2は曇り時々晴れの一日となり、路面は一部が湿ってはいましたが全体的にはドライコンディションで、金曜日よりもグリップレベルは安定していました。 

デイ1で3本のベストタイムを記録して首位に立ったオジエは、デイ2でも好調を維持。午前中はオープニングのSS9で2番手タイムを、SS10ではベストタイムを記録し、総合2位につける新王者ロバンペラとの差を9.7秒に拡げました。続くSS11は数台がスタートした後アクシデントによりステージはキャンセルされ、その影響を受けたり、スタートすることができなかった選手たちには状況を考慮したタイムが与えられました。 

ミッドデイサービス後の午後のステージでオジエはさらにペースを上げ、SS12、SS13と連続でベストタイムをマーク。ロバンペラとの差を15.9秒に拡げました。そして、一日の最後の2本のステージを3番手タイムで走りきり、総合2位に順位を上げたティエリー・ヌービルに20.7秒差をつけ首位の座をしっかりと守りました。

2位につけていたロバンペラは、ハイブリッドシステムの問題でタイムを失い、ステージを走りながら修正しなければなりませんでした。その結果、2位をヌービルに譲る結果になってしまいました。

競技最終日となる10月23日(日)のデイ3は、サービスパークの西側エリアで2本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走る4つのステージが残っており、早朝に行われる暗闇の中で行われる究極の目覚ましタイムからスタートします。そのうち、SS17の再走となる最終ステージのSS19「リウデカニエス2」は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。ステージは全部で4本で、その合計距離は56.10km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は261.55kmとなります。 


1 Sébastien Ogier/Benjamin Veillas (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) 2h10m18.5s
2 Thierry Neuville/Martijn Wydaeghe (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +20.7s
3 Kalle Rovanperä/Jonne Halttunen (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +22.1s
4 Ott Tänak/Martin Järveoja (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +36.6s
5 Dani Sordo/Cándido Carrera (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +1m13.2s
6 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +1m27.6s
7 Craig Breen/Paul Nagle (Ford Puma Rally1 HYBRID) +1m39.7s
8 Takamoto Katsuta/Aaron Johnston (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +1m58.6s
9 Adrien Fourmaux/Alexandre Coria (Ford Puma Rally1 HYBRID) +2m13.7s
10 Pierre-Louis Loubet/Vincent Landais (Ford Puma Rally1 HYBRID) +2m59.2s