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WRC Rally de España 2022 Preview

今年のラリー・スペインのホストタウンは、昨年大会と変わらずスペイン北東部コスタ・ドラダ(黄金海岸)のビーチリゾート、サロウとなり、サービスパークはテーマパークであるポート・アベンチュラに置かれます。

ラリー・スペインは、2019年まで10大会連続でターマックとグラベル(未舗装路)の両路面を走行する「ミックスサーフェス・ラリー」として開催されてきましたが、昨年からピュア・ターマックラリーとして再出発。今年のステージは、その多くが昨年大会と重なりますが、サロウの北側エリアには2本の新しいステージが加わりました。

ラリー・スペインは路面がスムーズで、中高速の流れるようなコーナーが連続するステージが多いことが特徴であり、攻め甲斐のあるラリーとしてドライバーに人気があります。

ラリーは21日(金)の朝からスタートし、初日のデイ1としてサービスパークの北〜北西エリアで4本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走行。

22日(土)のデイ2は昨年大会とほぼ同じステージとなり、サービスパークの北〜北東エリアで3本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走行。一日の最後にはサロウの海岸付近で市街地ステージが行なわれます。

最終日の23日(日)は、サービスパークの西側エリアで2本のステージをミッドデイサービスを挟んで各2回走行。最終SSとなる人気ステージ「リウデカニエス2」は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。

ステージは全部で19本で、その合計距離は293.77km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1330.91kmとなります。