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RallyFunJapan | WRC 2024 RALLY DE PORTUGAL DAY3 : 大波乱の土曜日

ラリー・ポルトガルのデイ3は、北部の大都市であるポルト近郊の、マトジニョスのサービスパークを中心に、4本のステージを各2回走行、そして一日の最後にはロウサダでスーパーSSを走行。9本のステージの合計距離は145.02kmと、4日間で最長の一日でした。朝は雲が多く気温も比較的低い状態でしたが、ステージのグラベル路面は全体的にドライ。砂に覆われた軟らかい路面もあれば、岩盤が露出した硬い路面もあり、深い轍が刻まれたセクションもあるなど、路面変化の大きい厳しいコンディションでの戦いになりました。

デイ2午後のループステージで首位に立ったロバンペラは、デイ3オープニングのSS10でベストタイムを記録。総合2位オジエとの差を、1秒から6.7秒へと大きく拡げました。しかし、続くSS11でロバンペラはコーナリングラインがワイドになり、木の切り株に当たって横転。ロバンペラとハルットゥネンに怪我はありませんでしたが、デイリタイアを余儀なくされました。

そして、午前中3本目のSS12では、それまで快調にステージを重ねていた勝田がクルマを土手に当ててしまい、リヤサスペンションにダメージを負いストップ。ロバンペラに続いて、勝田もデイリタイアを喫することになりました。

SS11でベストタイムを刻んだオジエは首位に立ち、オィット・タナック(ヒョンデ)が、3.4秒差で総合2位につけました。

その後、激しい首位争いはオジエと総合2位タナックの間で、ベストタイムの応酬に。SS12ではタナックが0.2秒をつけてトップに立ちましたが、タナックは右リアタイヤのスローパンクチャーに見舞われ、SS13でオジエがベストタイムで再び13.6秒差で首位への返り咲きに成功しました。

午後のステージは気温が上がり、路面コンディションも悪化したためタイヤの選択およびマネージメントが重要な鍵を握ることになりました。オジエは最初の2本のステージではタイヤをいたわり、差は7.8秒まで縮まりましたが、今大会最長となる37.24kmのSS16「アマランテ2」のステージで一気にスパート。ベストタイムを記録して11.9秒差まで押し戻しました。さらに、オジエはSS17でもベストタイムを刻み、差は13.5秒に。一日の最後のSS18ではややペースを抑えましたが、それでもタナックに11.9秒差を築き、優勝に大きく近づきました。

Sébastien Ogier

自分たちにとってはいい一日でした。今朝はこれほど色々なことが起こるとは思っていなかったですし、残念なことにチームは2台を失ってしまうなど、トリッキーな一日になりました。それでも自分の走りの安定性には満足していますし、いくつか重要な場面ではプッシュすることもできました。午後のステージは非常に厳しく、最初の2本では少しタイムを失いましたが、3本目のアマランテでプッシュするのが自分たちのプランでした。そして、ラッキーなことにその計画は上手く行き、再び差を少し拡げることができました。明日は、この仕事をしっかりと終わらせなくてはなりません。リラックスできるほどの大きなタイム差ではなく、まだ長い距離が残っていますし、新しいセクションもいくつかあるので、最後まで気を緩めることはできません。

Ott Tänak

全体的には順調な1日だった。 午後のクルマは、わだちでも悪くなかったし、とてもうまく機能していた。でもロングステージはうまくいかず、スムーズに走るのが難しかった。 それを除けば、とてもいい1日だった。 明日の新しいステージは、僕たちの仕事を少し厄介にするだろう。狭くて遅いので、ポルトガルにとっては非常に珍しい特性だ。 明日はまた違ったゲームになるけれど、それでも超タイトな戦いになるだろう。 できるだけ多くのポイントを獲得する必要があるので、コンディションと路面ポジションがどのように味方してくれるか見てみよう


ラリー最終日となる5月12日(日)のデイ4は、サービスパークの東北エリアで「カベセイラス・デ・バスト」、そしてビッグジャンプで有名な「ファフェ」の、2本のステージを各2回走行。ミッドデイサービスおよびタイヤフィッティングゾーンの設定はありません。今年もラリー・ポルトガルの最終ステージとなるSS22ファフェ2は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーにボーナスの選手権ポイントが付与される「パワーステージ」に指定されています。4本のステージの合計距離は62.18km、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は395.21kmとなります。

End of day three (Saturday):

1 Sébastien Ogier/Vincent Landais (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) 3h01m55.8s
2 Ott Tänak/Martin Järveoja (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +11.9s
3 Thierry Neuville/Martijn Wydaeghe (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +1m11.4s
4 Dani Sordo/Cándido Carrera (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +1m25.6s
5 Adrien Fourmaux/Alexandre Coria (Ford Puma Rally1 HYBRID) +1m32.9s
6 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +3m23.8s
7 Nikolay Gryazin/Konstantin Aleksandrov (Citroën C3 Rally2) +9m25.5s
8 Jan Solans/Rodrigo Sanjuan (Toyota GR Yaris Rally2) +9m35.2s
9 Josh McErlean/James Fulton (Škoda Fabia RS Rally2) +9m43.2s
10 Yohan Rossel/Arnaud Dunand (Citroën C3 Rally2) +9m46.8s