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Takamoto Katsuta 13th Finish

TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムに参加中の勝田貴元は、FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・ポルトガルのWRC 2に、コ・ドライバーのダニエル・バリットと共に参戦。序盤優勝争いに加わるも、ホイール破損等のトラブルで大きく遅れ、13位でラリーを終えました。

勝田にとっては今回が3度目のラリー・ポルトガル。目標を優勝に定めてラリーをスタート。
SS3でベストタイムを刻み、首位と0.6秒差の2位に順位を上げましたが、SS6でパンクで30秒以上タイムロスし5位に後退。デイ2では、ライバルの脱落もあって2位まで順位を回復。優勝を争うチャンスを再び手にした勝田ですが、SS12で突然ホイールのリムが破損して走行不能となり、デイリタイアを余儀なくされました。最終日のパワーステージでは、全R5ドライバーの中で最速となる総合8番手タイムを記録し、ポジティブな形でラリーを締めくくりました。

勝田貴元
「今週末の自分のスピードには満足しています。昨年このラリーに出場した時と比べると、かなり成長できたのではないかと思います。必要以上に激しく攻めることはせず、とにかくミスをしないようにクリーンな走りを心がけました。大きな石を絶対に踏まないように、細心の注意を払って走り続けたので、ホイールが破損した時は本当にショックでしたし、なぜそうなってしまったのか正直分かりません。とはいえ、ポジティブに思えることも多くありました。最終日は良いリズムを保って走れ、好タイムを並べることができたので、それに関しては満足しています。引き続き、自分の運転を進化させようと努力していますので、将来的にはさらに速く走れるようになると確信しています」

勝田の次戦は、WRC第8戦ラリー・イタリア サルディニアです。