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Taka is 2 seconds away from the Portugal podium

勝田貴元選手は、GR YARIS Rally1で臨んだ初のグラベルラリーで表彰台争いに加わり、2年連続総合4位を獲得しました。

勝田選手は、SS1は7番手。翌日の20日(金)は、グラベル路面のステージを走行する初日、SS6でハーフスピンを喫してタイムを失いましたが、総合4位でDay1を終了。

デイ2では、総合3位につけるソルドを猛追。SS12でついにソルドをとらえ、総合3位に順位を上げました。この日はロバンペラ、エバンスのふたりに次ぐ、ステージ3番手タイムを4回記録。しかしながら最終ステージのSS16で、勝田はソルドから大きく遅れ、差は一気に5.7秒に縮小。

最終日は、豊富な経験を持つソルドが徐々に差を縮め、最終ステージのSS21「ファフェ2」を前にふたりのタイム差は2.2秒に。朝から4ステージに渡り首位を守り続けていた勝田は渾身の走りで対抗しましたが、最終ステージでついに逆転を許し、2.1秒差の総合4位でフィニッシュ。

Takamoto Katsuta 

“ポルトガルは常にタフなラリーですが、金曜日の路面コンディションは予想していた以上に厳しく、走りきることができただけでも良かったと思えるほどでした。しかし、土曜日のステージはとても走りやすくて自信もあり、クルマも非常にいいフィーリングでした。ダニとのバトルはとても楽しかったですし、日曜日の朝も彼の前を走ることができていました。ところが、最後のステージではダニがかなりプッシュし、残念ながら彼のタイムに対抗することができず順位を失ってしまいました。彼にはおめでとうと言いたいですが、チームに対しては本当に申し訳なく思います。前戦のクロアチアは、今回のような結果やパフォーマンスにはほど遠いラリーだったので、それに比べれば今週はかなり良かったともいえますが、何ともいえない複雑な心境です。カッレやエルフィンとの比較では、もっとペースを改善したいので、さらに速く走れるように努力を続けます。すぐに次のラリーが始まるので、前向きな気持ちで、自信を持って次戦サルディニアに臨みたいと思います。”