ペター・ソルベルグ一家がロイヤル・ラリーの主役に

Petter Solberg family star at Royal Rally

ソルベルグ一家は、スウェーデンのFIAヨーロッパ・ラリー選手権への復帰を祝うため、自宅から車でわずか1時間の場所で開催されるRoyal Rallyに一家で参加。

ペターの母トーベはシトロエンC4 WRCに息子と一緒に乗りノートを刻み、パニラはかつてグループN世界ラリーの頂点で戦った三菱ランサーEvo VIと再会し、ヘニング・ソルベルグはトヨタ・セリカターボ4WDで歳月を巻き戻す、とても特別なイベントになりました。

21歳のオリバーはトップラリードライバーの威信をかけ、スウェーデンの道を自分のものに。彼とコ・ドライバーのエリオット・エドモンドソンは、現在のERCシリーズ・リーダーで元ラリー・アルゼンチン勝者のヘイデン・パドンに22.5秒差をつけて優勝しました。

オリバーとパートナーのモンスターエナジーは、このイベントに先駆けて、ケン・ブロックにインスパイアされた見事なカラーリングを公開。新しいカラーで飾られたフォルクスワーゲン・ポロR5で、オリバーはそのカラーにふさわしい走りを披露しました。

Oliver Solberg

“これは特別なもののひとつだ。もちろん、想像できるように、自分の家に近いこの道路に来て、ヨーロッパ・ラリー選手権で彼らと対戦して勝つことは、とても意味のあることだ。

でも、それ以上の意味がある。家族も大勢来ていて、みんなで素晴らしい時間を過ごしていたから特別なんだ！

そして大きな戦いがあった！ヘイデン（パドン）のドライビングはとても素晴らしくて、初日は本当に接近していた。でも時には、ちょっと怖かった！ステアリング・ラックに問題があって、クルマと直線を保つために少し格闘していたんだ。レブリミッターが上にあって、クルマが右に行っているのか左に行っているのかわからなくなっているときは……面白かったよ

でも特別な道だった。今まで走った中で最高のステージだった。雪が積もっていないのを見るのは不思議な感じだった。エストニアに行く前にこうして走れるのはいいことだ。

家族のこともそうだけど、親友のイサーク・レイアセンがジュニアで優勝したのも嬉しかった。”

ペター、パニラ、ヘニングの3人は全行程を走破したわけではないが、金曜日にエンゲベックストルップステージを、土曜日にはレジェンドセクションのコリンズクレストを走った。予想通り、彼らはそのすべてを楽しんだ。

Petter Solberg

“ロイヤル・ラリー・オブ・スカンジナビアの計画を耳にしたときから、私たちは家族として団結し、これを特別なものにしたいと考えていた。それができたと思う。これまで何度もコリンクレストをドライブし、何度も雪の中を走り、勝利のために必死にプッシュしてきた。母は70歳だが、人生を楽しんでいた！ファンタスティック・ウィーク。ファンタスティック・ウィーク。”