MĀRTIŅŠ SESKS 、チリにPUMA RALLY1 で参戦決定！

ポーランドとラトビアでM-Sport Ford World Rally Teamから見事なラリー1デビューを飾ったMārtiņš SesksとRenārs Francisは、9月に開催されるRally Chile Bio BíoにFord Puma Rally1での3度目の参戦が確定！

ポーランドとラトビアで素晴らしいパフォーマンスを見せたSesksは、来月開催されるラリー・チリに照準を合わせています。ラトビア出身のSesksは、FIA世界ラリー選手権でのデビュー戦で強い印象を残し、再び同選手権の南米ラウンドでノンハイブリッドのプーマRally1をドライブする機会を得ました。

Sesksはポーランドで、ノンハイブリッドのプーマのステアリングを握り、トップレベルのWRCマシンでデビューを飾りました。ハイブリッド・ユニットによるパワーアップがないにもかかわらず、2番手タイムを1回、5番手タイムを複数回記録するなど、夢のようなデビューとなったSesksは、このイベントを5位という驚異的な成績で終え、わずか2週間後に開催される彼のホームイベント、ラリー・ラトビアへの出場に向けて世界的な関心を集めました。

ラトビアでフルハイブリッド・パワーにアップグレードしたSesksは、期待を裏切ることは無く、ファンやドライバー仲間を驚かせる初ステージ優勝を飾っただけでなく、金曜日の朝には2度目のステージ優勝を果たし、週末を通して表彰台争いを繰り広げた。 Sesksのファン層は飛躍的に拡大し、その才能の大きさを見せつけました。SesksはWRCの有名ドライバーの仲間入りを果たす事にも成功！

この2つの素晴らしい結果によって、Sesksはラリー1での次のチャンスを得るための追加資金を見つけることができました。選手権最後のグラベル・ラウンドとなるラリー・チリが、ラトビア出身の若手ライダーが不慣れな道で速さを見せつけるチャンスとなります。 Sesksはラリー・チリでおなじみのスムーズで高速なセクションの恩恵を受けることができるが、それでもこのイベントに出場したことがなく、ゼロから新しいペースノートを作らなければならないことは大きな挑戦となる。

また彼がプーマでこの大会に参加できることは、ラリー・チリだけでなく、WRCにとっても大きなプラスとなります。セスクスがチリでラリー1マシンをドライブする3度目の機会を得たことは、WRCプロモーターが若い才能をトップカテゴリーに育成することに継続的に取り組んでいることの証しである。新進ドライバーに対する彼らの継続的なサポートは、ポーランドとラトビアでの彼の飛躍的なパフォーマンスにおいて極めて重要であり、彼のキャリアアップに対する彼らの献身を物語っています。

Mārtiņš Sesks

前回のラリーからわずか2ヵ月後に、再びRally1マシンをドライブする機会をいただき、とても感謝している。これまでのところ、信じられないような冒険だったし、ドライビングの経験はどんどん良くなっている。ラリー1マシンでチリに参戦することは本当に素晴らしいことなので、MスポーツとWRCプロモーターのサポートと協力に心から感謝したい。

もちろん、このようなラリーでノンハイブリッドのRally1マシンでスタートするのはかなりのチャレンジになる。厳しいだろうが、我々はチャレンジが大好きだ。今回もまた、ハイブリッドカーではないマシンで、知らないラリーを走ることになる。でも、準備はできていると思うし、Mスポーツとともに今年も素晴らしい冒険に挑み、最高のパフォーマンスを発揮しようという意欲がみんなにある。楽しみにしている

Richard Millener

彼は過去2回、我々と一緒に出場して強い印象を残してくれた。今回は間違いなく、これまでとはまったく異なるチャレンジングなイベントになるだろう。このトリッキーなラリーでの経験がない彼にとって、それは簡単なことではないが、彼の多才さをアピールし、将来の才能をさらに確立する絶好の機会だ。この経験が、Rally1クラスの常連となる彼の野心を後押ししてくれることを期待している。