FIAが、Withコロナ時代FIA格式やFIAが認める国内選手権のモータースポーツイベント開催におけるガイドラインを発行しています。
ラリー関連では、ラリーのフォーマットについて、下記を推奨としています。
・短いステージを繰り返し使用。
・サービスパーク内でのソーシャル・ディスタンスに対応するためサービス時間を長くする。
・様々な場所で競技を行わずにひとつの開催地で複数のイベントを行う。
また、サーキットに加えて私有地や軍事施設は「管理しやすい環境の中でラリーが開催できることから、考え得るベストの立地」になり得るとしています。
また、リモートタイヤゾーンやリフューエルゾーンは設定せず、サービスパークは1カ所のみとすることが奨励され、マシンをパルクフェルメに入れる際はドライバー自身が運転しなくてはならず、タイムカードは電子操作でコ・ドライバーはマシンから降りずに提出できるようにするとしている。
また、顔と口を覆うバラクラバの着用も推奨しているほか、ソーシャル・ディスタンスのガイドラインを遵守するために、WRCで近年、各デイの終わりに行われていた「ミートザクルー」は行わず、純粋なメディアブリーフィングとすることなども明記されている。
仮に11月に予定通りラリージャパンが開催されるとして、このガイドラインに沿ったものになるとすると、ラリーの良さの一つでもあるお客さんと選手やチームとの距離感、残念ながら変化していきそうです。