ランチャ・トロフィーがMichelinをチョイス

ランチアがラリーへの復帰を果たすにあたり、ミシェランが新たなパートナーに加わりました。

フランスのブランドであるミシュランは、イタリアン・アブソリュート・ラリー選手権（CIAR）の5日程6レースで開催されるトロフェオ・ランチャのオフィシャルタイヤサプライヤーになります。 大会の主役イプシロン・ラリー4 HFは、わずか3ヶ月の間にヨーロッパ全土ですでに80台の予約が入っています。

両ブランドのパートナーシップで、ランチア・トロフィーのドライバーはアスファルトのチャレンジに対応するため、ミシュラン・パイロット・スポーツの3種類のタイヤ（ドライアスファルト用2種類、ウェットアスファルト用1種類）を使用することができるそうです。

ドライ路面でYpsilon Rally 4 HFを最大限に活用するために、ドライバーは新しいMICHELIN Pilot Sport Pro Rallyのミディアムバージョンとハードバージョンを選択することができます。 アスファルトラリー用として長年使用されてきたMICHELIN Pilot Sport Aの経験を生かし、MICHELIN Pilot Sport Pro Rallyはさらに効率的な革新的アーキテクチャーを採用。 どのような路面にも適応し、適切な使用温度に素早く到達するMICHELIN Pilot Sport Pro Rallyは、直感的なフィーリングが特徴で、トロフェオ・ランチアに理想的なタイヤなんだだそうです。 一方、ウェットコンディションでは、イプシロンラリー4 HFに装着されるMICHELIN Pilot Sport A MW1タイヤが、滑りやすいアスファルトの上でも安全で優れたグリップを発揮し、激しい雨の中でもレースを続行することができます。

新しいミシュラン・パイロット・スポーツ・プロ・ラリーは、ミシュランがビアシオンとともにランチアの2つのタイトル獲得に貢献した80年代末以来、イタリアのコンストラクターの成功に貢献してきたタイヤの後継モデルとなります。