WRC Ypres Rally Belgium 2021 Day3

WRC Ypres Rally Belgium 2021 Day3

デイ3は、サービスパークが置かれるベルギー西部のイープルを早朝スタート。約300km東に離れたリエージュ州のスパ・フランコルシャン・サーキットを中心に、2本のステージを各2回走行。4本のステージの合計距離は40.52kmでした。ラリーは最終日も良い天気に恵まれ、気温は日中22度前後に到達。3日間を通してドライコンディションでの戦いになりました。 

デイ3のステージは、WEC（世界耐久選手権）やF1グランプリも開催される、有名な「スパ・フランコルシャン・サーキット」周辺のツイスティな一般道、サーキット内の移動路、グラベル（未舗装路）のラリークロスコース、そしてレーシングサーキットを組み合わせた複合的な構成となり、このサーキットの名物コーナーである「オールージュ」も走行。ベルギーのモータースポーツシーンを代表するクラシックサーキットで、最後の戦いが行われました。 

ベルギーのThierry NeuvilleとMartijn Wydaegheは、地元のイベントで活躍し、パートナーシップとして初の勝利を収め、Neuvilleにとっては通算14回目の勝利となった。

Thierry Neuville

“ここに来るまでは大きなプレッシャーがありましたが、正直なところ、この週末はずっと自信があり、快適で、リラックスしていて、コントロールできていました。チームとマシンに全面的に頼ることができ、それが完璧に機能したのです。マルティンと一緒に初優勝できたことはとても嬉しいです。長い間、待ち望んでいたことですが、今はそれ以上の気分です。ホームイベントだからというだけではなく、チャンピオンシップのために大きなポイントを獲得しなければならないので、ここで成果を出さなければならないと思っていました。故郷からわずか15kmしか離れていない、世界で最も素晴らしいサーキットで最終ステージを走り、友人や家族の応援を受け、お祝いのドーナツを食べることができたのは本当に特別なことでした。素晴らしい週末で、最高の結果でした！”

オリバー・ソルベルグとアーロン・ジョンストンは、金曜日の午後のループでWRC 2のトップに躍り出た。その後、パワーステアリングのトラブルに見舞われながらも首位をキープしていましたが、最終日の朝、電気系統のトラブルでパルクフェルメから出られなくなり、戦いを終えることになりました。

Final Overall Classification – Ypres Rally Belgium

2021 FIA World Rally Championship for Manufacturers’ Standings
After round 8

2021 FIA World Rally Championship for Drivers’ Standings 
After round 8