WRC RALLY TURKEY 2019 DAY2
ラリートルコDay2は予想通り荒れた展開
サービスパークの周辺と、北東エリアで3本のステージを各2回走行。6本のSSの合計距離は159.14kmと、4日間で最長の1日でした。SS6では激しい降雨により、難しいタイヤ選択を迫られました。
そんな中シトロエン勢が1-2。
首位のラッピは「明らかに、今日は良い一日でした! 問題はまったくなかったので、C3 WRCでやりたいことができました。 私たちは賢明なアプローチを採用し、適切なリズムを見つけて、できるだけラインにとどまるように努めたと思います。」
2位オジェは「とてもトリッキーな一日だったので、このポジションで終えることができて嬉しいです。」
トヨタ勢は、SS5でラトバラは右フロントタイヤにダメージを負い、総合8位に後退。続くSS6では激しい降雨により、摩耗した状態のタイヤでは十分なグリップを得られず、総合9位で1日を終えました。 ミークもまた、SS6の降雨で大きくタイムロス。SS7ではひとつ順位を落としましたが、それでも全てのステージを走破し、チーム最上位の総合7位につけました。ドライバー選手権首位のタナックは、デイ2で不利な1番手スタートを担い、ルーズグラベルに覆われた午前中のステージでタイムを失いました。それでも、忍耐強い走りを続け、SS5が終了した時点では首位と25.3秒差の総合5位につけていました。しかしSS6で右フロントのタイヤがリムから外れ1分以上をロス。ミークと5.3秒差の総合8位でデイ2を終えました。
End of day two (Friday):
1 Esapekka Lappi/Janne Ferm (Citroën C3 WRC) 1h59m53.7s
2 Sébastien Ogier/Julien Ingrassia (Citroën C3 WRC) +17.7s
3 Thierry Neuville/Nicolas Gilsoul (Hyundai i20 Coupe WRC) +18.4s
4 Teemu Suninen/Jarmo Lehtinen (Ford Fiesta WRC) +44.4s
5 Andreas Mikkelsen/Anders Jaeger-Amland (Hyundai i20 Coupe WRC) +1m04.1s
6 Dani Sordo/Carlos del Barrio (Hyundai i20 Coupe WRC) +1m25.2s
7 Kris Meeke/Seb Marshall (Toyota Yaris WRC) +1m32.1s
8 Ott Tänak/Martin Järveoja (Toyota Yaris WRC) +1m37.4s
9 Jari-Matti Latvala/Miikka Anttila (Toyota Yaris WRC) +1m42.5s
10 Pontus Tidemand/Ola Fløene (Ford Fiesta WRC) +3m45.4s
ラリー・トルコの競技3日目デイ3は、サービスパークの西側で3本のステージを各2回走行します。そのうちダッチャ半島を舞台とするSS10/13「キツラン」は、今年新たに加えられた新ステージです。6本のステージの合計距離は110.10kmと、金曜日よりも50km程度短く、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は344.06kmとなります。