WRC RALLY MONTE-CARLO 2019 FINAL。ラリー・モンテカルロのデイ4は、モナコ公国の北側に広がるフランスの山岳地帯で、2本のステージを各2回走行。4本のSSの合計距離は63.98kmでした。路面は全体的にドライコンディションとなり、デイ3までのステージのように雪やアイスバーンに悩まされる事無く、ドライバーたちはスピードの限界で4本のステージに挑みました。
優勝はシトロエンに復帰したばかりのオジェ。実はオジェはスロットルに問題を抱えていて、ブレーキを踏んでもクルマが加速する状態だったそう。チームからのアドバイスを受けロードセクションで応急処置を行い走り続けていたそう。C3 WRCでの最初のイベントで勝利し、シトロエン100周年を良い形で祝う事か出来たとコメント。
最終パワーステージを前にオジェに0.4秒差と迫ったヌービルが2位。今回の結果には満足している。スウェーデンに向けて良い準備をしたい。
初日に順位を落としながら3位に滑り込んだタナク。「表彰台に立てて本当に嬉しく思います。金曜日が終了した時点では、このような良い結果を期待していませんでした。比較的ドライなターマックステージで、ここまでタイムを挽回できたことに驚いています。今朝は良い走りができたので、後はフィニッシュまで順位を守れば良い状況でした。チーム、グラベルクルー、そしてクルマに心から満足しています。土曜日と日曜日は完璧な仕事ができましたので、自分達を誇りに思います」
最後にヒュンダイを初めてドライブしたローブ「勝利と表彰台をめぐる素晴らしい戦いで、エキサイティングな週末を過ごしました。 4位はそれほど悪くありません。私は車のセットアップに苦労しましたが、それはイベントの前のテストが非常に限られていたので予想されることでした。私たちは自分たちのやり方を見つけるために各ループの間で調整を行い、そして良い進歩を遂げました。私たちはスウェーデンで何が達成できるかを見なければなりません。Hyundai Motorsportのための私の最初のイベントで表彰台のために戦うことは私たちに次のラリーに必要なすべての動機を与えます。このチームの一員になることができて、新しい関係を築くことができます。」
- Ogier / Ingrassia (Citroën C3 WRC) 3:21.15.9
- Neuville / Gilsoul (Hyundai i20 WRC) +2.2
- Tänak / Järveoja (Toyota Yaris WRC) +2:15.2
- Loeb / Elena (Hyundai i20 WRC) +2:28.2
- Latvala / Anttila (Toyota Yaris WRC) +2:29.9
- Meeke / Marshall (Toyota Yaris WRC) +5:36.2
- Greensmith / Edmondson (Ford Fiesta R5) +13:04.6
- Bonato / Boulloud (Citroën C3 R5) +13:56.5
DRIVERS’ WORLD CHAMPIONSHIP
- Sébastien Ogier – 29 points
- Thierry Neuville – 21 points
- Ott Tänak – 17 points
- Kris Meeke – 13 points
- Sébastien Loeb – 12 points
- Jari-Matti Latvala – 10 points
MANUFACTURERS’ WORLD CHAMPIONSHIP
- Hyundai WRT – 30 points
- Citroën Total WRT – 25 points
- Toyota Gazoo Racing – 25 points
- M-Sport Ford WRT – 14 points