WRC RALLY FINLAND 2022 DAY3
ラリー・フィンランドの最終日は、サービスパークの東側と南側エリアで「オイティラ」と「ルイヒマキ」の、2本のステージを各2回走行。4本のステージの合計距離は43.92kmでした。デイ3は気温が13度前後と肌寒い朝になりましたが、競技中に雨は降らずステージは大部分がドライコンディションに。超高速のグラベル(未舗装路)ステージで、前日に続き激しい優勝争いが繰り広げられました。
デイ2で首位のオィット・タナックに8.4秒差に迫った総合2位のロバンペラは、SS20、21と連続でベストタイムを記録。ボーナスポイントがかかる最終のパワーステージ、SS22も制しましたが、タナックを逆転することは叶わず。6.8秒差の総合2位で母国ラリーをフィニッシュしました。
一方、タナクは、金曜日のSS2からラリーをリードし、一度も主導権を譲ることなく、序盤から大会の主導権を握りラリーフィンランド優勝を果たしました。テナックの勝利は、ヒュンダイi20 N Rally1にとって今季2勝目、Hyundai Motorsportにとってはラリー・フィンランドでの初勝利となります。
Ott Tänak
“これは、間違いなく特別な勝利です。僕のキャリアのなかでもかなりの数の勝利があったが、これは間違いなくベストに近いものだ。ラリーは先頭でスタートし、そこでアドバンテージを得ることができた。そこからは、物事をうまく処理することができた。マシンのパフォーマンスには満足できないが、それでも良いペースを作ることができた。この結果は、ハードワークをすれば良いパフォーマンスを発揮できるチャンスがあることを示しているので、今後も改善を続けていく必要がある。希望を与えてくれました。”
Final Overall Classification – Rally Finland
1 | O. Tänak | M. Järveoja | Hyundai i20 N Rally1 | 2:24:04.6 |
2 | K. Rovanperä | J. Halttunen | Toyota GR Yaris Rally1 | +6.8 |
3 | E. Lappi | J. Ferm | Toyota GR Yaris Rally1 | +1:20.7 |
4 | E. Evans | S. Martin | Toyota GR Yaris Rally1 | +1:37.6 |
5 | T. Neuville | M. Wydaeghe | Hyundai i20 N Rally1 | +2:18.0 |
6 | T. Katsuta | A. Johnston | Toyota GR Yaris Rally1 | +3:09.0 |
7 | G. Greensmith | J. Andersson | Ford Puma Rally1 | +3:57.0 |
8 | T. Suninen | M. Markkula | Hyundai i20 N Rally2 | +9:31.3 |
9 | E. Lindholm | R. Hämäläinen | Škoda Fabia Evo | +9:39.0 |
10 | J. Huttunen | M. Lukka | Ford Puma Rally1 | +10:31.6 |
2022 FIA World Rally Championship for Manufacturers’ Standings
After round 8
1 | Toyota Gazoo Racing World Rally Team | 339 |
2 | Hyundai Shell Mobis World Rally Team | 251 |
3 | M-Sport Ford World Rally Team | 174 |
4 | Toyota Gazoo Racing World Rally Team NG | 89 |
2022 FIA World Rally Championship for Drivers’ Standings
After round 8