WRC Acropolis Rally Greece 2022 DAY3

WRC Acropolis Rally Greece 2022 DAY3

アクロポリス・ラリー・ギリシャの最終日は、ラミアのサービスパークを中心に3本のステージを走行。その合計距離は45.06kmでした。最終日も好天に恵まれ、最高気温は33度前後まで上昇。路面はドライコンディションとなりました。

この日最終のパワーステージでもヌービルとソルドが安定した走りを見せ、Hyundai がWRC通算107戦目にして初めて表彰台を独占。

タナクは、フィンランド、ベルギーでの連勝に続き、ポジションキープの指示を受けて2位で今季6度目の表彰台を獲得。ソルドは終盤に慎重な走りを見せ、ポルトガル、サルデーニャに続く今季3度目のトップ3入りを果たしました。

トヨタ勢では、デイ2で総合4位に順位を上げ、総合3位のダニ・ソルドと7.1秒差につけ表彰台獲得を目指していたエバンス。朝のサービスを受けてデイ4オープニングのSS14へと向かうリエゾン（移動区間）で、エンジン関係のトラブルが発生。自力での修理を試みるも、残念ながらリタイアに。その結果、総合7位につけていた勝田がひとつ順位を上げ、トヨタ勢最上位の総合6位でフィニッシュしました。

M-SPORT勢は、伝説のラリードライバー、セバスチャン・ローブと若き才能、ピエール＝ルイ・ルベのトップ争いは、鮮烈な記憶となった。その後、ローブはオルタネーターのトラブルでラリーから撤退を決め、ルベはパンクで1分以上もタイムロス。最終的に4位フィニッシュとなった。

Sebastien Loeb

“金曜日は本当に好調で、マシンに戻ってくることができたし、最後までいいポジションで走りきることができた。このラリーには長い間参加していなかったので、こうして戻ってこれて、まだ速く走れることがわかったのはうれしいことだ。コンディションはところどころ非常に荒れていたが、このチャレンジを楽しむことができた。

ピエール・ルイと一緒にコンテストに参加できたことは素晴らしいことで、彼は素晴らしい仕事をしたのだから、誇りに思うべきだろう。将来、またどこかのイベントで車に乗りたい。”

Final Overall Classification – Acropolis Rally 

 
2022 FIA World Rally Championship for Manufacturers’ Standings
After round 10
 

 
 
2022 FIA World Rally Championship for Drivers’ Standings 
After round 10