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RallyFunJapan | 過酷なWRC 2026 Rally Monte-Calro DAY3

ラリー・モンテカルロのデイ3は、ギャップの南側エリアで3本の山岳ステージを走行した後、モナコで市街地ステージを1本走行。4本のステージの合計距離は77.61kmでした。ギャップ周辺の山岳地帯は金曜日の夜から雪が降り始め、今大会最長となる29.93kmのオープニングステージ、SS10は非常に厳しいコンディションになりました。

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その後、選手たちはリモートサービスを経て、モナコに移動。モナコ・グランプリの市街地サーキットのうち、メインストレートとハーバーのセクションを繋げた約1.3kmのコースを2周する「モナコ・サーキット」は、日没後の夕方6時35分にスタートしました。WRCで使用されるのは2008年以来となるこの市街地ステージは、強い雨によりウェットコンディションとなりました。

アルプスの深い雪からモナコ市街地の大雨まで、今大会で最も過酷な一日を終えて、ソルベルグは、総合2位のエバンスに59.3秒、総合3位のオジエに1分25.3秒のリードを築いてデイ3を締めくくりました。

1位:Oliver Solberg 

SS12で雪壁に衝突し側溝に落ちる危機に直面しましたが、奇跡的に生還し、そのままステージ優勝を果たすという驚異的な走りを披露。2位に約1分の差をつけ、史上最年少優勝に王手をかけています。「運も必要でした。約1分のリードは信じられないことですが、明日もまたクレイジーな一日になるでしょう」

2位:Elfyn Evans

凍結した路面やシャーベット状の雪に苦しみながらも、安定して上位タイムを記録し総合2位をキープしました。「今朝はグリップが終始低く、午後は氷が溶けてコントロールが難しくなりました。無事に走りきれて良かったです」

3位:Sébastien Ogier

SS10でベストタイムを記録し、モンテカルロの経験を活かした走りで3位につけ、チームの表彰台独占を支えています。「午後のコンディションは私にとって運転不能に近い状態でした。現時点で表彰台を独占できていることに満足しています」

4位:Adrien Fourmaux

非常に滑りやすい路面状況の中、慎重なタイヤマネジメントと一貫した走りでヒョンデ勢の最上位を守りました。「午前中は氷、午後は雪や泥、そして最後はモナコの雨と、一日中グリップとの戦いでした。賢い走りが必要な一日でした」

5位:Thierry Neuville

SS12でのスピンによるタイムロスを乗り越え、トップ5に留まりました。「スピンで少しタイムを失いましたが、難しい状況でもプッシュし続けました。明日のパワーステージに向けて全力を尽くします」

6位:Jon Armstrong

Rally1デビュー戦ながら、パンクの不運を跳ね除けて総合6位と大健闘。Mスポーツの最上位として注目を集めています。

7位:Léo Rossel

波乱の展開を味方につけ、WRC2クラスの首位を走りながら、総合でも7位という好位置につけています。

8位:Grégoire Munster

多くの選手が脱落するサバイバルレースの中で確実に完走を重ね、8位に浮上しました。

9位:勝田貴元

前日のトラブルから驚異的な追い上げを見せ、SS10で3番手、SS13で2番手タイムを記録して9位まで挽回しました。「クルマのフィーリングは格段に良くなりました。あと一日、少しでも順位を上げられるようベストを尽くします」

10位:Roberto Daprà 

SS12で脱落した選手が続出する中、冷静な走りでトップ10圏内に食い込みました。

日本勢の活躍:山本雄紀選手

今季からGR Yaris Rally2でフル参戦を開始した山本雄紀選手は、SS10で深い雪にはまり5分以上のタイムロスを喫しましたが、その後は見事な修正力を見せました。SS12とSS13ではクラス7番手タイムを記録し、前日から順位を3つ上げてRally2クラス6位でデイ3を終えています。

クラッシュ&トラブル

一方で、トヨタのサミ・パヤリ選手はSS12で木に衝突し、マシンの損傷が激しくリタイアとなりました。また、WRC2の有力候補だったニコライ・グリャジン選手や、総合6位にいたヘイデン・パドン選手もSS12の雪の餌食となり、順位を大きく落としています。


ラリー最終日となる1月25日(日)のデイ4は、モナコを起点にフランスの山岳地帯で2本のステージを、ミッドデイサービスを挟むことなく各2回走行。そのうちSS15/17は有名なチュリニ峠のコーナーを含むステージであり、最終のSS17はボーナスポイントの獲得が可能な「パワーステージ」に指定されています。4本のステージの合計距離は71.90km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は250.34kmが予定されています。

End of day Three (Saturday):

1 Oliver Solberg/Elliott Edmondson (Toyota GR YARIS Rally1) 3h16m34.1s
2 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota GR YARIS Rally1) +59.3s
3 Sébastien Ogier/Vincent Landais (Toyota GR YARIS Rally1) +1m25.3s
4 Adrien Fourmaux/Alexandre Coria (Hyundai i20 N Rally1) +6m02.9s
5 Thierry Neuville/Martijn Wydaeghe (Hyundai i20 N Rally1) +7m23.0s
6 Jon Armstrong/Shane Byrne (Ford Puma Rally1) +10m03.9s
7 Léo Rossel/Guillaume Mercoiret (Citroën C3 Rally2) +10m57.7s
8 Grégoire Munster/Louis Louka (Ford Puma Rally1) +11m29.3s
9 Takamoto Katsuta/Aaron Johnston (Toyota GR YARIS Rally1) +11m36.9s
10 Roberto Daprà/Luca Guglielmetti (Škoda Fabia RS Rally2) +12m25.6s

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