2026年FIA世界ラリー選手権(WRC)最終戦、ラリー・イタリア・サルディニア。土曜日のDay2を終え、ドライバーズタイトル争いは想像以上に緊迫した状況を迎えています。
トヨタのオリバー・ソルベルグがラリーをリードし、土曜日終了時点で33.6秒のアドバンテージを築きました。一方、選手権リーダーのエルフィン・エバンスは総合5位。仮想ポイントではまだ6ポイントのリードを保っているものの、最終日の展開次第でタイトルの行方が大きく変わる可能性があります。
土曜日終了時点の総合順位
1. オリバー・ソルベルグ(トヨタ)
2. セバスチャン・オジエ(トヨタ) +33.6秒
3. サミ・パヤリ(トヨタ) +1分39.9秒
4. アドリアン・フルモー(ヒュンダイ)
5. エルフィン・エバンス(トヨタ) ※フルモーとわずか6.4秒差
6. 勝田貴元(トヨタ)
なお、前日までリード争いに加わっていたティエリー・ヌービルはSS11でクラッシュしリタイアしています。
仮想選手権ポイント(総合順位を反映した暫定値)
• エルフィン・エバンス 240ポイント
• オリバー・ソルベルグ 234ポイント(エバンスから6ポイント差)
• サミ・パヤリ 228ポイント(エバンスから12ポイント差)
ラリー前はエバンス230、パヤリ213、ソルベルグ209でした。総合順位によるポイントを加算した現時点の仮想順位です。
最終日(日曜日)に獲得できるポイント
日曜日は以下のポイントが残されています。
• 総合順位ポイント(1位25、2位17、3位15、4位12、5位10…)
• Super Sunday(日曜ステージの累積タイム上位5名):最大5ポイント
• Power Stage(最終ステージ上位5名):最大5ポイント
つまり、日曜日だけで最大10ポイントのボーナスが争われます。総合順位が変動すれば、当然ながら総合ポイント自体も変わります。

最終日はわずか4ステージ。荒れたグラベルが続き、パンクやトラブルのリスクも高いだけに、最後の最後まで何が起こるかわかりません。
エバンスは「戦略を少し変える必要がある」とコメント。守りを意識した走行が予想される一方、ソルベルグは攻撃的にボーナスポイントを狙い、タイトルを掴みにいく展開になりそうです。
パヤリも数学的にはまだ可能性を残していますが、焦点はやはりエバンスとソルベルグの直接対決です。
日曜日の最終ステージを終え、2026年のワールドチャンピオンが誰になるのか。最後まで目が離せません。