RallyFunJapan > WRC > WRC 2025 > 13_JAPAN2025 > 華やかにスタートしたWRC 2025 FORUM8 RALLY JAPAN DAY1
RallyFunJapan | 華やかにスタートしたWRC 2025 FORUM8 RALLY JAPAN DAY1

2025年のWRCもいよいよ終盤戦。残る2戦ではドライバーズタイトル争いが最大の焦点となります。最初の走行セッションとなった6日午前中のシェイクダウンの後、午後4時過ぎからシェイクダウンと同じ全長2.75kmのステージで、SS1「クライガイケ・パークSSS」が行なわれ、ロバンペラがベストタイムを記録し初日首位に。

RallyFunJapan | 華やかにスタートしたWRC 2025 FORUM8 RALLY JAPAN DAY1

その後、日没を迎えた豊田市駅前でウェルカムショーが行われ、SS1を走り終えたクルマとドライバーが集合。大勢のファンが見守る中ショーは進み、ラリーは華やかなムードに包まれて初日が終了しました。

Kalle Rovanperä

日本に、そしてTGRのホームラリーに戻ってくることができて、ラリー本番前から既に多くのファンの皆さんに応援してもらえるのは、いつだって嬉しいです。シェイクダウンはスピードを上げるための良い機会でしたし、このステージとコンディションがいかにトリッキーになり得るかを改めて認識することができました。午後にも同じステージを走るのは興味深く、このステージでのフィーリングは最高とは言えないものでしたが、それでもタイムは悪くありませんでした。明日はもう少しオープンなステージになるはずなので、良いフィーリングを得られることを願っています。

Takamoto Katsuta

自分にとって特別なホームラリーをスタートして興奮しています。ステージは非常に厳しくコーナーも多いため、ペースノートの作成は決して簡単ではありませんでした。それでもリエゾンやステージでは、地元のファンの皆さんの大きなサポートを感じました。今晩の最初のステージは、このラリーの他のステージとはかなり異なり、自分としてはあまり良い感じではなかったのですが、タイムは悪くありませんでした。これから長いラリーが待っていますが、明日の一般的な山岳ステージには自信を持っているので、良い結果を得るために全力を尽くします。


競技2日目となる7日(金)のデイ2は、いよいよ山岳地帯で本格的な戦いがスタート。午前中は愛知県内でSS2「イナブ/シタラ1」、SS3「シンシロ1」、SS4「イセガミズ・トンネル1」という、ラリージャパンの定番3ステージを走行します。このうち隧道で有名なイセガミズ・トンネルのステージは、進行方向がこれまでと逆になります。その後、豊田スタジアムでのミッドデイサービスを経て、午後はSS5「イセガミズ・トンネル2」、SS6「イナブ/シタラ2」、SS7「シンシロ2」の順に3本のステージを再走。一日の最後には豊田スタジアムで45分間のフルサービスが行われます。6本のステージの合計距離は108.30km、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は392.01kmとなります。

1 Kalle Rovanperä/Jonne Halttunen (Toyota GR YARIS Rally1) 2m07.5s
2 Ott Tänak/Martin Järveoja (Hyundai i20 N Rally1) +0.1s
3 Takamoto Katsuta/Aaron Johnston (Toyota GR YARIS Rally1) +0.3s
4 Sébastien Ogier/Vincent Landais (Toyota GR YARIS Rally1) +0.4s
5 Sami Pajari/Marko Salminen (Toyota GR YARIS Rally1) +0.5s
6= Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota GR YARIS Rally1) +0.8s
6= Adrien Fourmaux/Alexandre Coria (Hyundai i20 N Rally1) +0.8s
8 Thierry Neuville/Martijn Wydaeghe (Hyundai i20 N Rally1) +1.0s
9 Grégoire Munster/Louis Louka (Ford Puma Rally1) +3.1s
10 Oliver Solberg/Elliott Edmondson (Toyota GR Yaris Rally2) +3.9s