RallyFunJapan > WRC > WRC 2024 > 7_Poland2024 > WRC 2024 RALLY POLAND DAY2 ロバンペラ首位

ラリー・ポーランドのデイ2は、サービスパークの北側から東側にかけてのエリアで、3本のステージを、ミコワイキでの「スーパーSS」および「ミッドデイサービス」を挟んで各2回走行。7本のステージの合計距離は124.10kmと、4日間で最長でした。前日夜の段階では降雨も予想されていましたが、まとまった雨はなく、概ねドライコンディションでの走行となりました。

デイ1終了時点で、首位のアンドレアス・ミケルセン(ヒョンデ)と1.8秒差の総合2位につけていたロバンペラは、デイ2オープニングのSS9、続くSS10で連続ベストタイムを記録し、首位に立ちました。また、前日総合3位のエバンスも2ステージ連続で2番手タイムを刻み、TGR-WRTは午前中の3本のループステージが終了した時点で1-2体制を築きました。サービスパークのすぐ近くで行なわれた、今大会3回目となるスーパーSSでは、ロバンペラがベストタイム。エバンスも0.4秒差で総合2位につけるなど、チームメイト同士による僅差の首位争いが続きました。

ロバンペラは、午後のループステージで勢いをさらに増し、3ステージ全てでベストタイムを記録。デイ2に設定された7本のステージのうち、6本でベストタイムを記録するなど速さを示し、首位で一日を終えました。

ミケルセンは、この日のオープニングステージで2つポジションを落としたものの、 SS11 Czarneで1.1秒差をつけてこの日唯一の、そしてこの週末3回目のステージ優勝を飾ると、#9クルーは追い上げを開始。 SS13 Shuwiętajno 2で印象的な走りを見せたノルウェー勢は、ステージ優勝からわずか0.1秒差でフィニッシュし、スーパーサンデー進出を総合2位に押し上げた。

エバンスは午後1本目のSS13でタイヤに問題が生じペースダウン。その結果、総合3位に順位を下げることになりました

オット・タナックとマルティン・ヤルヴェオヤにとって厳しい朝の開幕戦の後、スーパーサンデーによりポイントを持ち帰ることに集中するため、リタイアが決定された。

Kalle Rovanperä

今日は一日を通してベストを尽くしました。午前中のループでは昨日よりも良いタイムを出すことができましたが、予想通りいくつか小さなサプライズがあり、簡単ではありませんでした。できればもう少し速く走りたかったのですが、それでも良い戦いができたと思います。午後は、ステージに対する理解が深まり、予測することもできたので通常のペースで走ることが可能となり、走りを楽しむことができました。しかし、まだ何も確実ではありません。明日はまだ長い距離を走りますし、ステージのキャラクターに違いがあることも考えると、タイム差は小さいと言えます。明日は、今日よりもさらに大変だと思いますし、準備やペースノートという点で、自分たちにとって最もタフな一日になるでしょう。明日も速く走れるように、今晩は多くの作業を行う必要があります。決して簡単ではないと思いますが、自分たちのベストを尽くします。

Ott Tänak

チームと一緒に、明日に集中するために昼のサービス終了後にリタイアすることを決めた。 残念なことに、昨日に続いて今日も道を開けなければならなかった。 明日のために、いいポイントを獲得できるようリズムをつかむ努力を続けている。 昨日の走行は非常に限られていたので、今朝のステージ走行はスピードを理解し、それにアジャストするために重要だった。


競技最終日となる6月30日(日)は、サービスパークのすぐ近くから西側にかけてのエリアで、2本のステージを各2回走行。そのうち、SS17の再走ステージとなる最終のSS19「ミコワイキ2」は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されています。4本のステージの合計距離は63.06km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は189.64kmが予定されています。

1 Kalle Rovanperä/Jonne Halttunen (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) 2h00m44.0s
2 Andreas Mikkelsen/Torstein Eriksen (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +9.4s
3 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +16.1s
4 Adrien Fourmaux/Alexandre Coria (Ford Puma Rally1 HYBRID) +37.0s
5 Mārtiņš Sesks/Renārs Francis (Ford Puma Rally1) +58.2s
6 Thierry Neuville/Martijn Wydaeghe (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +58.3s
7 Grégoire Munster/Louis Louka (Ford Puma Rally1 HYBRID) +1m24.5s
8 Takamoto Katsuta/Aaron Johnston (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +1m41.9s
9 Sami Pajari/Enni Mälkönen (Toyota GR Yaris Rally2) +5m46.5s
10 Oliver Solberg/Elliott Edmondson (Škoda Fabia RS Rally2) +6m12.8s

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