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2017年以来、7年ぶりにWRCのカレンダーに復帰したラリー・ポーランドが開幕、ポーランド北東部「ミコワイキ」のサービスパークのすぐ近くで行なわれたスーパーSSで戦いの火蓋が切って落とされたラリー・ポーランドは、金曜日から一日を通しての戦いがスタート。サービスパークの北側から東側にかけての広いエリアで、3本のステージを日中の「タイヤフィッティングゾーン」を挟んで各2回走り、一日の最後にはミコワイキで2回目となるスーパーSSを走行。その合計距離は113.50kmが予定されていました。ところが、そのうち数本のステージについては観客の安全確保に関わる理由により、キャンセルまたは中断されることに。ステージを全開で走行できなかった選手に対しては、ノーショナルタイム(救済のための想定タイム)が与えられました。

デイ2のグラベルステージは全体的にドライコンディションとなり、出走順が早いドライバーたちにとっては不利な走行条件となりました。またサービスパークでの「ミッドデイサービス」が設定されず、選手たちは「タイヤフィッティングゾーン」での簡易的な整備作業およびタイヤ交換で午後のループに突入することになりました。

この日を首位で終えたのはミケルセンで、午前中に行われたオープニング・ステージで、この日初のステージ優勝を飾り、2.2秒差でトップに立ち、キャンセルされたSS3はノミナルタイムを獲得、SS6は赤旗中断、SS7はアタック前に中止となり、1日を終えて後続に1.8秒差をつけています。

2位はオジェのアクシデントで急遽参加が決まったロバンペラ。当初の出場プログラムに含まれていなかったロバンペラとコ・ドライバーのハルットゥネンは急遽ポーランド入りし、通常よりも大幅に圧縮されたスケジュールでレッキを実施。また事前にビデオによるステージチェックや、事前テストも出来いなかったことから、27日(木)の午前中に行なわれた「シェイクダウン」がポーランドでの最初の走行となるなど厳しい状況での走行になっています。

競技3日目となる6月29日(土)のデイ3は、ミコワイキの北側から東側にかけてのエリアで、3本のステージを、ミコワイキでのスーパーSS「ミコワイキ・アリーナ3」および「ミッドデイサービス」を挟んで各2回走行します。7本のステージの合計距離は124.10kmと4日間で最長、リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は636.83kmとなります。

1 Andreas Mikkelsen/Torstein Eriksen (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) 59m43.7s
2 Kalle Rovanperä/Jonne Halttunen (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +1.8s
3 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +2.0s
4 Adrien Fourmaux/Alexandre Coria (Ford Puma Rally1 HYBRID) +7.5s
5 Mārtiņš Sesks/Renārs Francis (Ford Puma Rally1) +7.7s
6 Grégoire Munster/Louis Louka (Ford Puma Rally1 HYBRID) +21.3s
7 Thierry Neuville/Martijn Wydaeghe (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +29.8s
8 Takamoto Katsuta/Aaron Johnston (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +32.3s
9 Sami Pajari/Enni Mälkönen (Toyota GR Yaris Rally2) +2m15.6s
10 Kajetan Kajetanowicz/Maciej Szczepaniak (Škoda Fabia RS Rally2) +2m24.5s

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