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RallyFunJapan | WRC 2024 RALLY LATVIA プレビュー / 初開催の高速グラベル

2024年のWRCにおいて、ラリー・ラトビアはシーズン唯一のWRC初開催イベントですが、基本的に2013年から2023年にかけてFIAヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)として開催されたラリー・リエパーヤの拡大版です。

北部をエストニアと、南部をリトアニアと接するラトビアは、以前からラリーの人気が非常に高く、これまで多くのラリーが開催されてきました。そのうち、バルト海に面する西部の港湾都市リエパーヤを舞台とする「ラリー・リエパーヤ」は、FIAヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)の一戦として歴史を重ねてきましたが、今年ついにWRC初開催を実現。ラリー・ラトビアとして、隣国のラリー・エストニアと入れ替わる形でWRCのカレンダー入りを果たしました。

ラリー・ラトビアの路面はグラベルで、全体的にかなりハイスピードなステージや区間が多くあります。そのため、今シーズンのWRCにおいては前戦ラリー・ポーランドから、8月第一週のラリー・フィンランドまで3戦連続で続く「夏季ハイスピード・グラベル連戦」を構成する一戦に位置づけられます。高速コーナーが連続するステージのグラベル路面は比較的硬質ですが、フィンランドに比べると軟らかい砂地のセクションもあり、そのような場所では深い轍が刻まれドライバーたちを悩ませます。また、WRC初開催ということもあり、ラトビアでのラリー出場は今回が初めてのドライバーも多く、初めてラトビアのステージに挑みます。

エバンスのコ・ドライバーであるマーティンは、2015年に故クレイグ・ブリーンと共にラトビアです開催されたラリー・リエパーヤに出場し勝利を手にしていますが、その当時はスノーラリーとしての開催でした。

また、ロバンペラはWRCトップカテゴリーに挑み始めてから50戦目の、記念すべき一戦となります。

ラリーは18日(木)の早朝リエパーヤ近郊でシェイクダウンが行われ、その後選手たちはリエパーヤから約200km離れた首都「リガ」へと移動。市中心部でのセレモニアルスタートに続き、夜8時過ぎからスーパーSSがリガ近郊のサーキット施設で行われ、4日間に渡る戦いがスタートします。

一日を通しての本格的な戦いは19日(金)のデイ2から始まり、リガの北西方面で7本のステージを走行。その合計距離は120.92kmと4日間で最長の一日となるだけでなく、日中にミッドデイサービスが設定されず、簡易的な整備作業のみ可能な「タイヤフィッティングゾーン」しか設定されないため、耐久的な要素も強い一日となります。

20日(土)のデイ3は、リエパーヤから比較的近い東側のエリアが主舞台となり、ミッドデイサービスも設定されます。8本のうち6本は、一度しか走行しないステージであることがデイ3の大きな特徴です。

最終日となる21日(日)のデイ4は、リエパーヤの東側エリアで、サービスやタイヤフィッティングゾーンを挟むことなく2本のステージを各2回走行します。

20本のステージの合計距離は300.00km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1348.83kmが予定されています。


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