Škoda(シュコダ)は、モータースポーツ125周年を記念して、Škodaミュージアムで特別テーマ展示を開催しています。この展示では、競技車両だけでなく、さまざまな歴史的資料も充実した内容となっています。
メイン展示エリアに15台の車両

ミュージアムのメイン展示エリアには15台の車両が展示されています。最も古い展示車両は1908年のLaurin & Klement FCで、ファクトリーチーム用としてだけでなく、スポーツ志向のお客様向けにも用意されたモデルです。来場者の注目を集めるのは、魅力的なLaurin & Klement RK/M ファエトンと、1937年の「Through The Little Entente Rally(小協商ラリー)」のために製作された銀色の美しいŠkoda Popular Sport Coupéです。
1913年に製作されたLaurin & Klement RK/M ファエトンは、第一次世界大戦後に新しいエンジンを搭載してサーキットに登場し、数多くのレースで成功を収めました。

入口では、今年の特別なアニバーサリーデザインを施した最新のŠkoda Fabia RS Rally2が来場者を迎えます。
情報パネルと貴重な展示品

展示を補完する形で、ブランドのモータースポーツ歴史の各ステージを詳しく伝える情報パネルが多数設置されています。ガラスケースにはトロフィー、フラッグ、その他の歴史的なアイテムが並び、来場者の体験を豊かにしています。特に注目すべきは、1908年から1910年にかけて開催されたPrince Henry Tours(プリンス・ヘンリー・ツアー)で授与されたRoyal Automobile Clubの移動トロフィーです。また、メダルなどの各種アイテムも展示されています。
1970年代から現代までの車両

サーキットレースとラリーの両方で成功を収めた伝説的なŠkoda 130 RSとŠkoda 130 LRが1970年代~1980年代のモデルとして並んで展示されています。2000年代初頭からの代表車としてŠkoda Fabia S2000やŠkoda Octavia WRCも見ることができます。
1960年代末から1970年代にかけてのサーキットレースとヒルクライムレースからは、劇的にワイド化されたボディが特徴のŠkoda 1000 MB 1800 B5などが展示されています。また、2011年にアメリカのBonneville塩湖で365.45 km/hの速度記録を樹立した**Škoda Octavia vRS “Bonneville”**も展示されています。
トロフィーとドライバーに焦点を当てたセクション

のセクションでは、主にトロフィーとドライバーに焦点を当てています。プロのレーシング装備を間近で見ることができ、情報パネルで詳細な解説が提供されています。**Drivers’ Gallery(ドライバーギャラリー)**では、モータースポーツのパイオニアであるNarcis Podsedníčekから、ラリー王者Jan Kopeckýまで、各時代のスターたちを紹介しています。また、モータースポーツにおけるサステナビリティ(持続可能性)についても触れられています。
Motorsport Depot(モータースポーツ・デポ)で追加約20台
入場チケットでアクセスできるミュージアム・リポジトリは、現在「Motorsport Depot」として特別公開されています。ここでは約20台の追加車両を見学可能です。1971年のŠkoda Buggy autocross special、1978年のŠkoda 130 RS A5 プロトタイプ、複数のシングルシーター・レーシングカーなどが展示されています。
ラリーカーのボンネットを開けて内部を直接見られる機会もあります。Formula 3カーやSpiderなど、サーキットレーシングのスペシャルモデルも並びます。

Škodaの125年にわたるモータースポーツの軌跡が、車両を中心にさまざまな資料とともに紹介される貴重な特別展示です。レースとラリーの歴史を詳しく知ることができる内容となっています。
(本記事はŠkoda公式情報に基づいています)
開催情報
📍 開催場所
Škoda Museum(シュコダ・ミュージアム)
tř. Václava Klementa 294
293 01 Mladá Boleslav
Czech Republic
🕒 開館時間
毎日(月曜日~日曜日)
9:00 ~ 17:00
💰 入場料
通常のミュージアム入場料で特別展示もご覧いただけます。
大人:約150 CZK(2026年時点の参考価格)
※割引・ファミリー券あり
最新情報・予約は公式サイトでご確認ください:
Škoda Museum 公式ウェブサイト