FIA世界ラリー選手権(WRC)は、2025年にポイントシステムをアップデートするそうです。
本日11月11日(水)、ルワンダのキガリで開催されたFIA世界モータースポーツ評議会(WSC)において、2025年のポイントシステム導入が決定しました。 2024年のドライバーズチャンピオンとマニュファクチャラーズチャンピオンはともにシーズン最終日に決定し、後者はわずか3ポイント差で1983年以来の僅差となったスリリングな物になりました。
1月のラリー・モンテカルロから、各ラリー終了時に与えられる総合ポイントは25-17-15-12-10-8-6-4-2-1と簡略化され、上位10位までに与えられる。 2024年とは異なり、ドライバーの土曜日の順位に基づくポイントは割り当てられない。
序盤で遅れをとったドライバーにもスーパーサンデーで重要なポイントを獲得するチャンスは残されており、全日程で最速の5クルーが追加ポイント(5-4-3-2-1)を獲得できる。
一方、象徴的なウルフ・パワーステージに変更はなく、ラリーの最終テストで最速チームが最大5つのボーナスポイント(5-4-3-2-1)を獲得できる最後のチャンスとなる。
これらのアップデートにより、各ラリーで獲得できるポイントは従来の30ポイントから最大35ポイントに増え、逆転のチャンスや戦略を維持しながらも、完全勝利により重点が置かれることになる。