昨年12年ぶりにWRCのカレンダーに復帰したラリージャパンは、今年も愛知県と岐阜県のターマック(舗装路)ステージが舞台に。16日の木曜日は、競技開始に先立ち豊田市の鞍ヶ池公園内でシェイクダインが行なわれました。昨年、このステージでは日没後にSS1が行われましたが、今年のシェイクダウでは午前中の走行に。青空の下、ドライコンディションの路面でラリー本番前最後の走行が行われました。
その後、スタートセレモニーを経て午後7時過ぎから、トヨタスタジアム内の舗装されたグラウンドエリアで2台同時スタートのスーパーSS「トヨタスタジアム SSS1」がスタート。コンクリートブロックに囲まれた2.1kmのステージを走りきり、明日からの山岳ステージへと駒を進めました。
11月17日(金)は、早朝から山岳地帯を舞台とする本格的なステージがスタート。愛知県の豊田市および設楽町でSS2/5「イセガミズ・トンネル」、SS3/6「イナブ・ダム」、SS4/7「シタラ・タウン」と、昨年大会でも使われた3本のステージを、トヨタスタジアムでのミッドデイサービスを挟んで各2回走行します。なお、シタラ・タウンに関してはステージ終盤のセションが昨年から大きく変わっています。一日の最後にはSS8として「トヨタスタジアムSSS2」が行われ、7本のSSの合計距離は133.26kmと、全SSの走行距離の4割以上の長距離を一日で走行。リエゾン(移動区間)も含めた一日の総走行距離は385.47kmとなります。
1 Thierry Neuville/Martijn Wydaeghe (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) 1m47.6s
2 Esapekka Lappi/Janne Ferm (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +0.7s
3 Ott Tänak/Martin Järveoja (Ford Puma Rally1 HYBRID) +1.4s
4 Dani Sordo/Cándido Carrera (Hyundai i20 N Rally1 HYBRID) +1.8s
5 Takamoto Katsuta/Aaron Johnston (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +3.1s
6 Kalle Rovanperä/Jonne Halttunen (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +4.0s
7 Adrien Fourmaux/Alexandre Coria (Ford Puma Rally1 HYBRID) +4.5s
8 Sébastien Ogier/Vincent Landais (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +4.7s
9 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota GR YARIS Rally1 HYBRID) +4.9s
10 Nikolay Gryazin/Konstantin Aleksandrov (Škoda Fabia RS Rally2) +5.3s