M-SPORTが世界ラリー選手権(WRC)の現実に迫る新しいドキュメンタリーを公開

Superlative FilmsがSafetyCultureと共同で制作したこのドキュメンタリーは、ドライバー、エンジニア、テクニシャン、その他のチームメンバーが、WRCイベントや英国カンブリア州にあるチームの拠点の舞台裏で、激しい世界選手権シリーズの中で名誉ある地位を維持するために戦う日常生活を追ったものだそうです。

M-SPORTにとって極めて重要なシーズンであり、若く有望なドライバーのラインナップが、世界で最もチャレンジングなラリー・ステージで、選手権を勝ち抜いてきたライバルたちの中でバトルを繰り広げます。

8月22日に公開される最初のエピソードは、2024年WRCシーズン第3戦ケニアでのエイドリアン・フルモーのキャリア2度目の表彰台を記録する一方、グレゴワール・ミュンスターがチームメイトのペースに匹敵することを目指したもの。

続くエピソードでは、シーズンを通してラリーで避けられない逆境に直面する2人の若者のキャリアの魅力的な二面性を取り上げているそうです。

ドライバーだけでなく、コ・ドライバー、チームマネージャー、そしてM-SPORTの関係者たちも登場する『More than Machine』では、これまで語られることのなかったストーリーが展開される。この新シリーズでは、人々を中心に、ラリーを実現させる人々が経験する高揚感、低揚感、喜び、そして犠牲を真に描いています。

SafetyCultureは2021年、M-Sport Ford World Rally Teamの公式ワークプレイス・オペレーション・パートナーとなり、SafetyCultureの問題捕捉・点検報告ソフトウェアの使用を通じてパートナーシップを発展させた。このパートナーシップは、チームワークとSafetyCultureによる継続的な改善に重点を置いており、その結果、チームダイナミクス、学習、冒険に「More than Machine」の重要なテーマを見出している。

この6部構成のドキュメンタリーは、WRCのYouTubeチャンネルで公開される。シリーズの予告編はYouTubeで公開中で、第1話は8月22日から配信される。

Malcolm Wilson OBE, M-Sport Managing Director

“ワールドラリーチームであるために何が必要なのかについて、この洞察に満ちたシリーズが制作されたことを大変誇りに思う。チームのハードワークと粘り強さを紹介し、私たちが持つキャラクターを紹介することは、見ていてとても楽しい。
これまでWRCは、チーム運営に携わる人々のバックストーリーを掘り下げてこなかった。私たちが制作チームとの共同作業を楽しんだのと同じように、みなさんが『WRC』での私たちの旅を楽しんでくださることを願っています

Richard Millener, Team Principal of M-Sport Ford World Rally Team

このような機会に恵まれ、私たちの素晴らしいチームの裏側にある、信じられないような物語をすべて伝えることができる。ラリーでは、ファンが見ることのできないサービスパークの舞台裏で起こっていることがたくさんある。このシリーズが、このスポーツをより身近に感じてもらうために多くのことをやってくれると信じている。
「私たちはまだ表面しか見ていないが、こうしたストーリーを伝え、マシンを走らせ、ラリーを実現させる人々を知ることで、より多くのファンに門戸を開くことができる。ここには語るべきリアルで人間的な物語があり、それを記録できるようになったことをとても嬉しく思っている。