
ランチアは、サトリーにあるステランティス・モータースポーツ本社にて、国際メディア向けに新型Ypsilon Rally2 HF Integraleを公開しました。同車が2026年FIA世界ラリー選手権のWRC2カテゴリーに参戦する事も発表になりました。既に販売されているイプシロン・ラリー4 HFは、既に100台以上の販売実績と40チーム以上の参戦チームが運用しているそうです。

新型イプシロン・ラリー2 HF インテグラレに加え、ランチア HF ファミリーにはイプシロン・ラリー4 HF およびイプシロン HF レーシングが含まれ、これらは安全性能、走行性能、製造品質を損なこれら3モデルはすべてカスタマー・レーシング・プログラムの一環であり、ステランティス・モータースポーツ・レーシングショップを通じて注文出来るそうです。
Roberta Zerbi, CEO of Lancia
ランチアのWRC復帰は、謙虚さ、決意、そしてイタリアの誇りに基づく旅の成果です。我々は自らの伝説的な遺産を十分に認識していますが、それは決して我々を萎縮させることなく、むしろ最高の力を発揮するよう鼓舞。ランチアは、その紛れもないスタイルと大胆さをもって、再び競技の場に帰ってきました。
2026年、ランチアはFIA WRC2に正式参戦し、ラリー優勝と選手権タイトル獲得を明確な目標に掲げ、モンテカルロ・ラリーを皮切りに少なくとも8戦に出場する計画だそうです。
また、FIAヨーロピアン・ラリー選手権(ERC)および主要な国内選手権(イタリア、フランス、スペイン、ベルギーなど)にも参戦するそうです。
最初の顧客向け納車は、ラリー2車両向けのFIAコストキャップ規定を完全に遵守した上で、ステランティス・モータースポーツ・レーシングショップを通じて2026年第1四半期に予定。





