RALLYLEGENDにGRYAZINとSOMASCHINIがステアリングを握る2台のLANCIA YPSILON RALLY2 HF INTEGRALEが登場

ランチア・コルセHFは、国際ラリーカレンダーでも特に象徴的なイベントのひとつであるRallylegend 2026(ラリーレジェンド)に、Lancia Ypsilon Rally2 HF Integraleを2台投入します。開催地はサンマリノで、期間は2026年10月8日から11日までです。

一台はランチア・コルセHFの公式WRC2ドライバーであるニコライ・グリアジンが、もう一台はイタリアの女性ドライバーラケーレ・ソマスキーニがドライブします。ソマスキーニにとってはイプシロン・ラリー2 HFインテグラーレでの初体験となり、コドライバーにダイアーナ・ダルデリを迎えたオール女性クルーとして出走します。イプシロン・ラリー2 HFインテグラーレにとって、女性ドライバーが実戦に参加するのはこれが初めてのケースです。

グリアジンが示すマシンの競争力

ニコライ・グリアジンは、ランチアがFIA世界ラリー選手権(WRC)に復帰した初年度のWRC2で大きな役割を果たしました。コドライバーのコンスタンティン・アレクサンドロフとともにWRC2チームズ世界選手権獲得に貢献。日本でのWRC2勝利をはじめ、クロアチア3位、ポルトガル2位とカテゴリー表彰台を複数回獲得しています。ステージ勝利もクロアチアで7本、日本で10本を記録し、イプシロン・ラリー2 HFインテグラーレの高い競争力をシーズンを通じて証明しました。

ソマスキーニが刻む新たな一歩

Two women in Lancia Corse jackets take a selfie in front of a purple Lancia Ypsilon rally car.

32歳のイタリア人ドライバー、ラケーレ・ソマスキーニにとって今回は特別なデビューとなります。4度のイタリア女子ラリーチャンピオンに輝き、2024年にはTour European Rallyの総合優勝も経験。2025年にはシトロエンC3 Rally2でFIA WRC2に5戦参戦したほか、2026年のダカール・クラシックでは1988年製メルセデス・ベンツ・ウニモグ435 4×4を駆り、イタリア人女性としては史上初となるオール女性トラッククルーの一員としてヘビービークルクラス5位という結果を残しています。

彼女の復帰はスポーツ面だけでなく、自身が長年取り組むチャリティープロジェクト#CorrerePerUnRespiroとも深く結びついています。このプロジェクトは、彼女自身が患う嚢胞性線維症の研究を支援するFondazione Ricerca sulla Fibrosi Cistica ETS(FFC Ricerca)への資金調達と啓発活動を目的としています。今シーズンはランチア・トロフィーを通じて両者のつながりがさらに強まり、財団の活動や#CorrerePerUnRespiroのメッセージを広く伝える役割も果たしてきました。

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