Hyundai Motorsportは、FIA WRCマニュファクチャラーズ選手権で3度目の栄冠を目指すエサペッカ・ラッピが、2024年のFIA世界ラリー選手権(WRC)シーズンもチームとともに戦うことを発表した。
期待される初シーズンを共に過ごしたラッピは、この1年を通じて発揮された実りあるパートナーシップを継続することに、両者から強い関心が寄せられていた。ラッピとコ・ドライバーのヤンネ・フェルム(Janne Ferm)は、2024年にパートタイム・キャンペーンを行い、ティエリー・ヌービル(Thierry Neuville)/マルティン・ウィダゲ(Martijn Wydaeghe)組とオット・タナック(Ott Tänak)/マルティン・ヤルヴェオヤ(Martin Järveoja)組のFIA WRCタイトル争いをサポートする。
ラッピはチーム加入からわずかな期間で、ヒュンダイi20 Nラリー1ハイブリッドに慣れ、素早くスピードに乗り、表彰台に挑戦する能力を印象づけた。ラリー・メキシコでは最初の1kmからペースを上げ、真の優勝候補であることをアピールした。ラッピとフェルムはラリー・イタリア・サルデーニャでヒュンダイ・シェル・モービス・ワールドラリーチームの素晴らしい1-2フィニッシュの一員として準優勝に輝き、クロアチア、ポルトガル、エストニアでも3位入賞のハットトリックを達成した。また、2023年を通してヒュンダイi20 N Rally1 Hybridの開発にも重要な役割を果たした。
チームは現在のWRCおよびWRC2ドライバーと話し合いを続けており、2024年のフルラインアップについてはまだ最終決定していない。
Esapekka Lappi
“2024年のWRCシーズンもHyundai Motorsportとのパートナーシップを継続できることをとても嬉しく、感謝している。この1年で素晴らしい関係を築き、成功するためのパッケージがあることを証明できた。この1年で素晴らしい関係を築くことができたし、成功するためのパッケージがあることも証明できた。僕にはラリーで発展し、成功する意志がまだあるし、このチームで勝ちたい。来年はいろいろな意味でこれまでとは違った面白い年になることは間違いなく、2024年により強力なシーズンを目指して、個人的な成功を求めるだけでなく、チームプレーヤーとしてのモチベーションを高めてくれるだろう”