HankookがKroon-Oil BRCのRC2・RC3・RC4クラス公式タイヤサプライヤーに決定(2027〜2029年)

ハンコック(Hankook)は2026年9月7日、ベルギー・ラリー選手権「Kroon-Oil BRC」のRC2、RC3、RC4クラスに対し、2027年から2029年までの3シーズン、公式タイヤサプライヤーとなることを発表しました。 

ハンコックはすでに2025年シーズンからFIA世界ラリー選手権(WRC)の独占タイヤサプライヤーを務めており、複数の国内・国際選手権でもその競技用タイヤの性能を発揮しています。RACB Sportのゼネラルディレクター、グザビエ・シェーヌ氏は「2027〜2029年シーズンを通じ、Kroon-Oil BRCのRC2・RC3・RC4クラスにはハンコックが独占供給します。WRCの独占パートナーであるハンコックのタイヤは競技者にとって魅力的な選択肢となり、来シーズンからはWRCドライバーがベルギーのイベントをWRC準備のテストとして活用できるようになります。Junior ERCでもハンコックタイヤが使われています」とコメントしています。

またハンコックは2026年初頭からFIAのグローバルパートナーとしても活動を強化しています。

Kroon-Oil BRCとは?

**Kroon-Oil BRC(Kroon-Oil Belgian Rally Championship)**は、ベルギー国内のトップラリー選手権です。タイトルスポンサーのKroon-Oil(オランダの潤滑油メーカー)が長年にわたり支援し、シリーズ名に冠されています。 

ヨーロッパでも屈指のレベルの高いナショナル選手権として知られ、Division 1(上位)とDivision 2に分かれています。RC2(Rally2)、RGT(ポルシェなど)、RC3〜RC6など幅広いクラスが参加し、Rally van Haspengouw、Rallye de Wallonie、Ardeca Ypres Rally、East Belgian Rally、Spa Rallyといった名レースがカレンダーに並びます。特にYpres Rallyは国際的にも有名で、テレビ放映やプロモーションも充実しています。

ポイント制度はDivision 1で最良6戦(8戦+Division 2からの1戦を含む最大9戦から)をカウントするなど、競争の激しさとバランスを重視した設計です。ベルギーのアスファルト中心の高速コースや多様な路面を活かしたスペシャルステージが特徴で、地元ドライバーだけでなく国外からの参戦も活発です。

今回のハンコック供給開始により、WRCと同じタイヤを使える環境が整うことで、さらなる国際的な注目と技術的なつながりが生まれることが期待されます。