M-SPORTは、アドリアン・フルモーとグレゴワール・ミュンスターがドライブする2台のFord Puma Rally1 と、ウィリアム・クライトンがドライブするFord Fiesta Rally2 をWRC2サポートカテゴリーに投入します。
特に、Rally1マシンでフィンランドに初参戦するグレゴワール・ミュンスターとルイ・ルカは、WRCでの初のフルシーズンも半ばを過ぎた今週、ユヴァスキュラでさらなる経験を積むことになります。
ポーランドとラトビア、それぞれ5位と9位でフィニッシュし、強固な基盤を築いたマンスターは、これまでのラリーでペースが向上していて、フィンランドでもそれを生かしたいと考えています。ルクセンブルク出身のマンスターにとって学びのシーズンとなるフィンランドは、マンスターの経験の蓄積とトップレベルマシンへのアジャストにおいて、またしても重要な章となるでしょう。これまでWRC2で2回出場しており、その経験からの恩恵も受けることになります。
Grégoire Munster
フィンランドに向けた準備としては、フルモーやセスクスのオンボードと比較し、ドライビングスタイルの違いや、高速コーナーでスピードを出すためのブレーキングのインプットを学ぶことができました。 だから、フィンランドではその知識をすべて生かして、いい結果を出したいと思っています。
フィンランドでは、ステージに関する経験と知識がある程度あり、常に新しいステージもありますが、オンボードを見て準備できるので、レッキやラリー自体に向けて良いイメージを持っています。
Richard Millener, Team Principal
前回のラリーからまだ日が浅いけれど、フィンランドに行けることに興奮している。 ラリーの伝統があるフィンランドでは、サービスパークやステージにいるファンがいつも素晴らしい雰囲気を作り出してくれる。 高速ラリーは常に緊張感をもたらしてくれるし、フィンランドでは木々が道路に近かったり、ツイスティな森のセクションがあったりして、何が起こるかわからない!
ポーランドとラトビアは、ここフィンランドで開催される究極の高速グラベルラリーに向けて良い準備をすることができた。 グレゴワールはラリー1マシンのスピードアップに適応するためにいくつか課題があるだろう。すべてのチームにとって興味深いイベントになるはずで、日曜日の表彰台がどんなものになるか楽しみだ