2023年FIA世界ラリー選手権カレンダーのFORUM8 Rally Japanを含む全開催地がFIAの3つ星環境認定を取得

2023年FIA世界ラリー選手権カレンダーの全開催地において、FIAの3つ星環境認定を取得し、同選手権の持続可能な未来に対するWRCプロモーターのコミットメントが改めて示された。

今月上旬、WRCプロモーターの支援により、2023年の復帰戦となるChile、2023年の新規参戦となるCentral European Rally、FORUM8 Rally Japan が3つ星を獲得し、残りのカレンダーとRallye Monte-Carlo、Rally Italia Sardegnaに加わったことが確認された。

FIA環境認定プログラムは、モータースポーツとモビリティに明確で一貫性のある環境管理を導入することで、世界中のモータースポーツとモビリティの関係者が環境パフォーマンスを測定し、向上できるよう支援することを目的としている。

WRCイベント主催者のなかでも特筆すべき成果として、日本では、全ラリーステージにおける動植物の種の完全な特定、リスク、緩和、管理対策を含む完全な影響評価が挙げられ、中央ヨーロッパラリーでは、カープールや大量輸送の取り組みが前面に押し出され、ファンが積極的に二酸化炭素排出量の削減に取り組んだ。

Santiago Peña Gome / WRC Promoter Sustainability Manager

“2023年にFIAの環境3つ星認定を達成するために、イベント・プロモーターをサポートできたことをうれしく思います。

特に、予定よりも早く3つ星を達成したセントラル・ヨーロピアン・ラリーと手を携えて仕事ができたことは喜ばしいことでした。

プロモーターとして、プログラムへのコミットメントを同じレベルに維持するだけでなく、イベントのサステナビリティ・パフォーマンスを標準化する際には、さらに野心的でありたい。”

2024年カレンダーに新規参入するテト・ラリーラトビアとオーレン第80回ラリー・ポーランドは、2025年に向けて3つ目の星を獲得するための努力を続けながら、2つ星を獲得する。