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RallyFunJapan | WRC RALLY MONZA AFTER SS6

WRC RALLY MONZA AFTER SS6

RallyFunJapan | WRC RALLY MONZA AFTER SS6

この日のステージは全てモンツァ・サーキットの敷地内で行なわれ、全長13.43kmと16.22kmのステージを各2回走行した後、10.31kmのステージを1本走行する、全5ステージ計69.61kmで競われました。ステージはレーシングコース、いにしえのオーバルコース、幅の狭い施設道路、グラベルロード(未舗装路)と、様々な道が組み合わされ、1日を通して降り続いた雨によって路面は非常に滑りやすい状態でした。降雪こそありませんでしたが、雪道用に用意されたスタッドレスのスノータイヤが、ウェットタイヤ以上のグリップ力を発揮しました。

午後に繰り返された16.22kmのCinturato Stageでは厳しいウェットコンディションになり、 ヌービルはシケインの1つでコンクリートブロックにぶつかった後、右フロントサスペンション破損が原因でSS4でリタイアを余儀なくされました。 彼の車をウォータースプラッシュから移動させるために、ステージは一時的にストップしました。

3位につけるオジェはフロントウィンドウが曇り前が全く見えなくなるトラブルも発生。「明日、山間部のトリッキーなコンディションでの戦いになれば、ライバルとの差を縮めることができるかもしれません。もし、路面が新雪で覆われていたら、自分達の出走順はきっと有利に働くでしょう。どうなるのか、楽しみです。 」とコメント

なお、SS6終了時点でのトップはソルドでしたが、SS6でロードブック通りに走行しなかったと言う事で10秒のペナルティが課せられ、ラッピと順位が入れ替わっています。

1 Esapekka Lappi/Janne Ferm (Ford Fiesta WRC)
2 Dani Sordo/Carlos del Barrio (Hyundai i20 Coupe WRC) +9.0s
3 Sébastien Ogier/Julien Ingrassia (Toyota Yaris WRC) +12.0s
4 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota Yaris WRC) +17.1s
5 Ott Tänak/Martin Järveoja (Hyundai i20 Coupe WRC) +17.7s
6 Kalle Rovanperä/Jonne Halttunen (Toyota Yaris WRC) +24.8s
7 Andreas Mikkelsen/Anders Jaeger (Škoda Fabia Rally2 evo) +1m04.2s
8 Ole Christian Veiby/Jonas Andersson (Hyundai i20 Coupe WRC) +1m14.3s
9 Emil Lindholm/Mikael Korhonen (Škoda Fabia Rally2 evo) +1m56.7s
10 Oliver Solberg/Aaron Johnston (Škoda Fabia Rally2 evo) +1m57.9s

競技3日目となる5日(土)のデイ3はモンツァ・サーキットを離れ、ロンバルディア地方の山岳路が戦いの舞台となります。ステージは全てクローズされた一般道で、3本のステージをモンツァ・サーキットでのサービスを挟んで各2回走行。標高が高いエリアでは降雪の可能性もあります。6本のステージを走行後はサーキットに戻り、夕方5時半過ぎからデイ2の最後に走った全長10.31kmの「ピーゼロ・グランプリ」を再び走行します。7本のSSの合計距離は126.95kmと4日間で最長。リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は385.96kmとなっています。