Takamoto Katsuta enjoyed a positive start to his eight-round 2020 campaign
勝田選手は、昨年の第13戦ラリー・スペイン以来、通算3回目となるWRカーによるトップカテゴリー出場で、自己最高位となる総合7位で完走。ドライバー選手権ポイントを獲得しました。
チームは完走して経験を積むことを1番の目標に起き、勝田は注意深い走りを続けました。モンテカルロの経験が十分ではない勝田のために、かつてヤリスWRCでシーズンを戦ったユホ・ハンニネンが、クレイグ・パリーと共にアイスノートクルーとして参加。献身的に勝田をサポートしました。
「多くの経験を積みながら、このラリーを完走できたことに満足しています。木曜日にラリーをスタートした時から比べると、大きく成長できたのではないかと思います。異なる路面コンディションや、違う種類のタイヤを履いた時に、どのようにドライブするべきか十分に学びましたし、クルマに対する理解もさらに深まりました。土曜日の朝の路面コンディションは非常に難しく、ミスをしてしまいましたが、その後気持ちを切り替えることができ、良いフィーリングを掴めました。自分がラリー終盤に刻んだタイムは、過去に何度も同じステージを走行した経験を持つ他のドライバーと比べても、良かったと思います。コ・ドライバーのダン、グラベルクルーを務めてくれたユホとクレイグ、そしてチーム全員に感謝します。みんな、本当に素晴らしい仕事をしてくれました。 」
次回のイベント情報
今季ヤリスWRCで、WRC8戦に出場する勝田の次戦は、2月13日から16日にかけて開催予定のWRC第2戦「ラリー・スウェーデン」です。シーズン唯一のフルスノーラリーであるスウェーデンは、2018年に勝田がR5カーで初めてWRC 2カテゴリー優勝を果たした、記念すべき1戦です。しかし、ヤリスWRCでの出場は今回が初めてとなるため、勝田にとっては新たなるチャレンジとなります。