WRC Rallye Monte-Carlo 2020 Day 2
ラリーモンテカルロDAY2
SS4の緩い左コーナーの先で道からはみ出したタナクが激しいクラッシュ。時速160km程出ていたそうです。そのまま何回転もしながら、一段下の道路に着地。怪我なく自力で脱出した2人は、念のため病院で一晩チェックを受ける事になり、ラリーからの撤退が決まりました。
変わってトップにたったのは、デイ2午前中の3本のステージ全てでベストタイムを記録したエバンス。SS4で首位に立ち、SS7までラリーをリードしました。
が、その後一方、オジェが午後2ステージ連続でベストタイムを刻み、最終のSS8でトップに浮上。総合2位のエバンスに1.2秒差をつけ、気がつくと首位でデイ2を締めくくりました。
4位につけるローブは、上位は速く離れすぎているので、無理はしないとコメント。
M-SPORT勢トップは5位のラッピ。ステージを重ねる毎にライバルに遅れを取っているため、チームと協力して改善したいとコメント。
End of day two (Friday):
1 Sébastien Ogier/Julien Ingrassia (Toyota Yaris WRC) 1h43m31.5s
2 Elfyn Evans/Scott Martin (Toyota Yaris WRC) +1.2s
3 Thierry Neuville/Nicolas Gilsoul (Hyundai i20 Coupe WRC) +6.4s
4 Sébastien Loeb/Daniel Elena (Hyundai i20 Coupe WRC) +1m06.9s
5 Esapekka Lappi/Janne Ferm (Ford Fiesta WRC) +1m57.2s
6 Kalle Rovanperä/Jonne Halttunen (Toyota Yaris WRC) +2m19.2s
7 Takamoto Katsuta/Daniel Barritt (Toyota Yaris WRC) +5m18.7s
8 Eric Camilli/François-Xavier Buresi (Citroën C3 R5) +8m06.2s
9 Nicolas Ciamin/Yannick Roche (Citroën C3 R5) +9m04.0s
10 Mads Østberg/Torstein Eriksen (Citroën C3 R5) +9m37.2s
競技3日目となる1月25日(土)のデイ3は、サービスパークを中心に、2本のステージを日中のサービスをはさんで各2回走行します。SS9/SS11「サン・レジェ-レ・メレーズ-ラ・バティ・ヌーブ」、SS10/SS12「ラ・ブレオル-セロネ」は、いずれもとても人気がある名物ステージです。4本のステージを終えた選手は、その後ギャップでの最終サービスを経て、約250km離れたモナコを目指し、日曜日の競技最終日に備えます。