WRC RALLY SWEDEN 2019 DAY1-2
ラリースウェーデンはDay2までの競技が終了し、トップはM-SPORTのTeemu Suninen/Marko Salminen 組になっています。
「ラリーをリードすることは素晴らしい気分です。私たちは大きなミスを犯すことはしませんでしたし、一日中本当に良いペースを持っていたのでそれに満足することができます。最後のステージでミスが無ければリードは現在よりも10秒長くなった可能性があるので残念です」とSuninen
2位につけるタナクは「午前中のステージのコンディションは素晴らしく、運転を心から楽しむことができました。午後は真逆のコンディションとなりましたが、このラリーではよくあることです。ですので、厳しいコンディションをただ切り抜けることだけに集中して走りましたが、1日の最後のステージではプッシュし、トップの選手に近づくことができました。ただし雪が深く、タイヤにあまりスタッドが残っていなかったので簡単ではなく、何度かヒヤッとする場面がありました。今日は自分の持つ力を全て出し切りましたが、明日もまた同じようなコンディションでの戦いとなるでしょう」
午前中のステージで総合3位に順位を上げていたラトバラは、午後1本目のSS5でトップに立ちました。その後、最後のステージでコースアウトしてスタック。復帰することができずデイリタイヤに。
自身のチームである「GRX」からヤリスWRCでプライベート出場の、マーカス・グロンホルムはコースアウトによりSS4でデイリタイヤとなっています。
オジェはSS6でスノーバンクに突っ込みスタック。悪いことに観客がいないセクションだったため脱出する事が出来ずデイリタイヤ。
End of day two (Friday):
1 Teemu Suninen/Marko Salminen (Ford Fiesta WRC) 1h11m05.3s
2 Ott Tänak/Martin Järveoja (Toyota Yaris WRC) +2.0s
3 Andreas Mikkelsen/Anders Jaeger-Amland (Hyundai i20 Coupe WRC) +17.8s
4 Elfyn Evans/Scott Martin (Ford Fiesta WRC) +28.6s
5 Esapekka Lappi/Janne Ferm (Citroën C3 WRC) +42.0s
6 Sebastien Loeb/Daniel Elena (Hyundai i20 Coupe WRC) +48.8s
7 Thierry Neuville/Nicolas Gilsoul (Hyundai i20 Coupe WRC) +52.7s
8 Kris Meeke/Seb Marshall (Toyota Yaris WRC) +53.1s
9 Pontus Tidemand/Ola Floene (Ford Fiesta WRC) +1m24.4s
10 Ole Christian Veiby/Jonas Andersson (Volkswagen Polo R5) +2m39.7s
競技3日目、2月16日(土)のデイ3は、トルシュビーのサービスパークを中心に8本のSSが行われます。最初の6本のステージはサービスパークの西側に集中し、ラメーン(SS9/SS12)は2016年大会以来の復活となりますが、進行方向は以前と逆になります。ハグフォシュ(SS10/SS13)、ヴァルゴセン(SS11/SS14)は多くの観客が集まる名物ステージで、特にヴァルゴセンは有名な「コリンズクレスト」のビッグジャンプで知られています。1日の終わりには、木曜日と同じカールスタードの競馬場でのスーパーSS(SS15)と、サービスパークすぐ横でのトルシュビー・スプリント(SS16)という、2本のショートSSが行なわれます。8本のSSの合計距離は126.18km、リエゾン(移動区間)も含めた1日の総走行距離は613.31kmとなります。